歴史:大高山神社の由緒

大高山神社の由緒

 人皇30代敏達天皇の元年(571年)日本武尊を祭神として創建されました。 その後、推古天皇のお守り、橘豊日尊(31代用明天皇、聖徳太子の父君) を合祀しております。

縁起書、安永風土記、観蹟聞老志などを併せて見ることによって日本武尊が 蝦夷征伐の時にこの地に仮に宮を建てて住んだので、その跡地に白鳥大明神 として日本武尊を奉祭したと言われています。

場所も新開の台の山までありましたが、元禄初期の火災焼失により、新開126 番地に移し、その後大正3年に金ヶ瀬神山に移築遷座されて現在に至っております。

延喜式

 平安初期における儀式や制度のありさまを成文化したものです。神明帳によると当時陸奥の国には100座の延喜式神社があり、 その内大社が15座、 小座が85座で大高山神社は大社の一つ です。全国285座の一つでもあり郡内唯一の神社です。
 本殿は元禄の建物で、正応6年銘(鎌倉時代中期)の鰐口は 東北最古のものとして国指定の重要文化財となっています。

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